6月くりくま園だより
くりくま通信 | 23.06.07
ウイズコロナ時代、
梅雨の時期を乗り越えましょう!
今年の「梅雨入り」は、5月29日(月)でした。5月中の梅雨入りは10年ぶりらしいです。
今週は、梅雨前線と台風の影響で、国内の交通機関等に影響が出ているようです。
先月8日に国のCOVID-19対応は、インフルエンザ並みの「5類」となりました。
インフルエンザといっても侮るなかれ、今年の2月はじめ園では、2,3日で、数十名の罹患者に急拡大し、保護者のみなさまのご協力を得て、なんとか園を開けている状態でした。
生活発表会もやむを得ず延期にさせていただきました。5類となってもウイルスの感染力が弱まったわけではなく、構える人間の仕組みが変わっただけです。
感染症全般について科学的に対応していき、特に流行期の夏・冬を中心に感染拡大が予想されるので、その時期の生活スタイルを見直したいですね。
園の保育では、職員のマスクも外していく方向です。ご理解を頂いて、表情の見える子どもとの関係を築いていきたいと思います。
便利さの追究は、大事。(文明の進歩)
でもその本質は、考えること、人間らしさ。
現代社会は、コンピュータ、ロボット等の技術が進歩している時代です。子どもたちもその中で生きています。人間にとって、「便利になって」「楽になって」・・・と、文明の進歩の面があります。しかし、その分、よほど注意をしなければ、物事に対して「考えなく」なったり、「人間らしくなくなったり」して、落とし穴に陥ることもあるのではないでしょうか?両面があることに注意を向けることが重要です。
朝、洗濯をします。洗濯機は全自動。汚れた衣類を入れれば、「ピーッ」と鳴って、できあがりを知らせてくれます。私が生まれた1961年は、たらいと洗濯板でゴシゴシあらっていましたし、電化されたといっても「一槽式」の回転槽と2つのローラーを使ったハンドルを回すしぼり機でした。
その絞り機で歯みがきのチューブや絵の具のチューブをしぼったものです。(たまに失敗をし、チューブから絵の具がベットリでます。)
便利になるビフォアーアフターを知っていることを大切にしたい。物事の原理をしっかりおさえたい。こどもたちにも「何で?」「どうなってんの?」という問いかけを大事にして欲しいと思います。身のまわりで起こることを「わが事」として、自分の頭でよく考えて自分の生きる糧にしてほしい。そういう充実した毎日が豊かな育ちのつながっていくのではないでしょうか?