くりくま通信

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11月くりくま園だより

くりくま通信 | 23.11.03

澄み切った青空の下、
みんなと一緒に取り組む事が楽しい!

霜月、カレンダーは、あと2枚・・・。「光陰、矢のごとし」、今年もあと2か月です。

10月7日の幼児うんどう会では、自分の選んだ内容に挑戦しました。選択は、メインが「ぽっくり・一本ゲタ」「上り坂」「はしごわたり」等、どれもドキドキの内容です。園庭で練習の時からくりくまっ子たちは、壁にぶち当たりました。例えば、「一本ゲタに壁にもたれなければ、始められない。」とか、「高い一本ゲタは、無理。」とか・・・悩んでいました。

でも、お友だちに教えてもらったり、教えたり・・・できない事柄にひるむことなく、あきらめずにがんばりました。その過程で、「競い合いでなく、みんなと一緒に取り組むこと」の楽しさを手に入れたのではないでしょうか?今後の各々の成長発達が楽しみです。

10月から11月の保育は、秋を探しに園の外へ、散歩に出かけます。殊に乳児さんの散歩は自分の周りの観るものすべてがめずらしく、お友だちに伝え、確認・共有しています。

「即時停戦」で、子どもたちの生命を救おう!

~パレスチナから卒園児の友人からのメッセージ~ 

数年前からパレスチナ地域で、国際支援のために働いているくりくまの卒園児がいます。今回連日、「ガザ地区の惨状」がメデイアで伝えられる中で、その卒園児から、ラインが送られてきました。それは、今まさにガザにいる友人からの便りです。

その友人からのメッセージを、長文ですがここに引用します。

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「まだかろうじて生きています。誰もこのような戦争は望んでいませんでした。昨日家の近くが爆撃を受け、私の家も窓ガラスが全壊し、家具やドアも壊れました。

皆、泣き叫びながら外に裸足で出ました。大きなトラウマとなりました。皆、心のセラピーが必要です。私は家族の中でもリーダーのような役割なので、困ったら皆が私に聞いてきます。それらに答えるだけでなく、危険を覚悟で水を買いに外に出たり、食料を調達したり皆のためにも動いています。恐怖と深い悲しみは限界を超えていますが、まだ笑っています。食料や水など、コントロールして何とか生きられるようにがんばっています。

一秒でも早く停戦となることを切望しています。一昨日、私の親友もなくなりました。まだがれきの中に埋まっています。親友の死が分かってから、悲しみに暮れ食欲も水を飲む気力もありません。」

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どんな政治的立場の違いがあっても、今すぐガザのこどもたちを救うため国際人道上、「即時停戦」を実現することが、世界の人々の願いです。