くりくま通信

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10月くりくま園だより

くりくま通信 | 23.10.02

いよいよくりくま幼児うんどう会、一生懸命!

いよいよ、あと5回寝たらくりくま保育園第47回目の幼児うんどう会です。待ちに待った幼児うんどう会。週間天気予報は、降水確率20%(10/2朝現在)です。なんとか平盛小グランドを借用しての取組ができるのではないかと考えています。(翌日からは、雨模様です。ちょっと、綱渡り。)

園庭では、幼児うんどう会に向けての取組がたけなわです。朝夕涼しくなりましたが、日中は、まだまだ暑い。くりくまっ子たちは、汗をにじませて、お友だちと手をつなぎ輪になってリトミックをしたり、巧技台(跳び箱のようなもの)の山を登ったり下りたり、園庭を自由自在に駆けまわっています。無心にがんばる姿は、見る者に元気と感動を与えます。

今年度は、種目の一部に、「やりたい課題を自ら選んで決め、毎日の園庭で挑戦」します。誰でも最初は上手くいきません。心が折れるときもあるでしょう。「他の課題を選んだらよかった。」と思うこともあるでしょう。その一つひとつの葛藤が大事なんです。何でもすんなり思いどおりに事が進むとは限りません。「そしてどうする?」に取り組む意味があるのです。自分で決めて自分でやりきる経験をどの子どもたちにも経験してほしい。意見の違いを受け止めて認め、取り組むねばり強さを経験してほしい。日常の保育の姿をそのままに保護者のみなさまにご覧いただきたいと考えています。

「子どもたちにもう一人保育士を!」の願いをともに

昨年、「送迎バスの中に取り残された痛ましい事故」や「保育者による不適切な保育」等話題になりました。保育園は、子どもたちの大切な生命を預かり、輝く場です。当たり前の事ですが、私たちも一生懸命よりよい保育の実現にむけ努力を続けています。

その前提となる公的保育制度のうち、わが国の保育士の配置基準があまりにも低すぎます。例えば、4,5歳児の基準は・・・30(児童数):1(保育士数)です。1948年の基準制定から75年間も改善されていません。保育士が保育中トイレにも行けません。ある意味、人権問題です。これでは、子どもたちの保育中の安全も保障できません。

この様な実情を世の中に訴え、社会全体に広げることがとっても大事になっています。

園・保護者会・職員労働組合の三者で学習し、アピールし、現状を変えていく取組が始まっています。署名というツールを使い、対話をしながらアピールをしましょう。今、署名用紙が届きました。労働組合で準備していますので、今しばらくお待ちください。

よろしくお願いいたします。