くりくま通信

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3月くりくま園だより

くりくま通信 | 22.03.13

ウイズコロナ、基本的対策を、地道に引きつづき

「まん延防止措置」が再び延長されるようです。(京都府は、全域で21日まで)

私(園長)にとって2月は、新型コロナウイルス感染症対応に翻弄されました。

先週、19日に同居家族が発熱、検査で陽性となりました。同居家族は、保健所の指示により症状の有る無しで「みなし陽性」と「濃厚接触」に分かれ、待機隔離生活になりました。私は、発熱はなく少しの悪寒が認められましたので、「みなし陽性者」と判断されました。ワクチン接種とPCRの社会的検査(医療・教育・福祉施設で働く職員は、定期的に受ける)ことがいかに重要か、身にしみました。

事務的なことは、電話やリモートである程度はできますが、チームとして子どもたちと関わったり、話をしたりすることが本質的な現場です。保護者の方とお話ししたり、職員と打ち合わせしたり・・・それができなくなるということですから・・・。

人類は将来に向け、感染症との共存していかなければならないとしたら・・・。

当たり前の生活が、「自由なのだ!」と、つくづく感じました。ウイズコロナの時代は、子どもの生命を守りながら、事業継続できるような制度を創るべきではないでしょうか。

他国を武力で侵略を許さない国際世論を!

2月24日、プーチンという独裁者に命令されたロシア軍が、独立国家であるウクライナ全土にロケット弾を打ち込み、侵略を始めました。

当たり前の事ですが、国連憲章には、

  1. 国家主権の尊重
  2. 領土の保全
  3. 武力による侵略の禁止

等を定めています。

プーチンがどんな理由をつけようとこれは侵略戦争であり、許されるものではありません。それは、市民の住む住宅地・公共施設・病院を攻撃しており、無差別大量殺りくそのものです。

くりくまの園庭で春の息吹を感じながら駆けまわるくりくまっ子たちを見ていると、ウクライナの子どもたちの姿が重なり、生命がこの瞬間も危機的な状況にさらされている事が、しんどいです。

年端もいかない子どもが「(死ぬかもしれない)死にたくない。」と大粒の涙を流す映像は、衝撃的でした。子どもたちの生命や暮らしに、どんな違いがあるのですか?               

彼の酷いところは、人々の日常の生活を奪うだけでなく、核兵器の使用をほのめかし、人類の生命をもてあそんでいることです。唯一の戦争被爆国である日本の国民をも侵略していることです。

昨年発効した核兵器禁止条約が、現在の核保有国をも動かし、核廃絶で世界が一致し、経済制裁と国際世論で、ロシア国内の良識ある人々と手を結んで、独裁者を包囲していかなければならないと思います。

【文責:武尾】